安佐北区の農業者と共同で耕作放棄地を活用し、スーパーフードであるモリンガ(※インド原産のスーパーフードで50種類以上の栄養素を含む)の栽培、及び商品化を行い「里山モリンガティー」の販売を開始しました。
耕作放棄地を活用し、地域の雇用創出を生み出すことで地域の活性化に繋がると期待されています。
モリンガってなに?
モリンガとは、インド原産の亜熱帯地域で栽培される植物です。
あふれる生命力と豊富な栄養、利用価値の高さから、「奇跡の木」と呼ばれています。
モリンガは、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維、ギャバ、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれているため、モリンガティーを毎日の食生活に取り入れる事で、食事だけでは足りない栄養素を手軽に補える事が期待できます。
特に素晴らしい成分
- カルシウム・・・牛乳の21倍
骨や歯の主要な構成成分になるほか、細胞の分裂や、筋肉の収縮、イライラやストレスの抑制、血液凝固作用の促進などに関与しています。 - 鉄分・・・ほうれん草の10倍
人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在し、肝臓や骨髄、筋肉などに貯蔵鉄としてストックされています。鉄が不足すると、赤血球の中のヘモグロビンが減り赤血球の数が減ることで酸素の供給が十分にできない状態となります。これを「鉄欠乏性貧血」といいます。集中力の低下や、頭痛、食欲不振などの症状があります。また、筋肉中のミオグロビンが減ることで、筋力低下や疲労感といった症状も起こります。 - 食物繊維・・・レタスの38倍
食物繊維は消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する成分で、便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能があります。 - GABA(ギャバ)・・・発芽玄米の10倍
アミノ酸の一種で、緊張やストレスなどをやわらげて、脳の興奮を鎮める働きがあると言われています。また、睡眠の質を高めたり、血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています。 - 亜鉛・・・ニンニクの7倍
胎児や乳児の発育や生命維持に非常に重要な役割を果たしているほか、骨の成長や肝臓、腎臓、すい臓など、新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラルです。 - ポリフェノール・・・ワインの7倍
抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。 - ビタミンE・・・ケールの24倍
強い抗酸化性作用があり、生体膜の機能を正常に保つことや、赤血球の溶血の防止、生殖を正常に保つことに関与しています。
※モリンガ原料100gあたり
その他、ビタミンA、パテント酸、ビタミンB6、葉酸、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、リンなど、90種類のビタミン、ミネラル、アミノ酸がぎっしり詰まっています。
環境にもやさしいモリンガ
モリンガの成長には大量の二酸化炭素CO2が必要です。一般の植物に比べて20倍以上の二酸化炭素を吸収することが分かっています。
また、モリンガは非常に優れた浄化システムにもなります。
特に種子から取れる成分は濁った水に加えると、不純物が下に沈み極めて透明度の高い澄んだ水が出来上がります。
また微生物や土砂なども固める性質があるため濾過すれば飲用が可能となります。
湖などで問題になっているアオコの除去にも活躍します。
モリンガで地域に貢献
近年、農家の高齢化や後継者不足等で耕作放棄地は広がり、広島市でも年々深刻化しています。
そんな耕作放棄地を利用してモリンガを栽培する事で、農地の有効活用を図るとともに、営農環境や景観保全、活力と魅力にあふれた農村空間の形成の一旦となる事を目指します。
また、成長したモリンガの収穫や商品の製造を広島市内の福祉事業所を中心として行う事で、障害を持った方の就労と社会参加の機会を生み出します。
完成した商品は、ネット販売はもちろん、近隣の店舗でも販売する事で、新たな地域の特産品として広島県内外へ発信します。
このように農・福・商が連携して、地域の活性化に繋がる事を期待しています。
- 【名称】モリンガ茶
- 【原材料名】モリンガ(広島県産)
- 【内容量】14g(2g×7包)
- 【賞味期限】枠外右下に記載
- 【保存方法】高温多湿、直射日光を避けて保存
- 【販売者】CREFU+ 広島市安佐北区可部町勝木1217-1
- 【飲み方】ティーカップにモリンガティーを1パック入れ、沸騰したての熱いお湯を注いで3〜5分程度お待ちいただくと、香りと味が際立ちます。
※ご注意
妊娠している方や妊娠の可能性のある方はお控えください。疾患・持病をお持ちの方は医師に相談の上お召し上がりください。